【鍛接】
「鍛接」とは、地金と鋼を熱して叩く事で接合する作業の事です。
※写真に写っているものの殆どは地金
※この写真は、重油炉(火の吹き出し口)の側面を写したものです。
横から炎を吹き、反対側の壁面から火がターンしてくるような
内部構造になっています。
余談ですが、この重油炉(本体)は自作しました。
まずは地金を熱します。
材料を挟む「箸」
切り出した鋼
熱した材料の上に接合剤を付け、
必要な大きさに切断した鋼を乗せます。
再び炉に入れて熱します。
鉄が赤くなった時点で炉から取り出し
玄能で叩いて鋼を巻き込み、鎹(かすがい)になる部分を作る
注:右の写真は露出のせいで異様に赤くなってますが、
実際はそこまで温度を上げません。
再び熱し、ハンマーで叩いて身の部分を成型
サイズに応じて4種類の玄能を使い分けています。
再び熱し、ハンマーで適切な幅・厚みに整形して切断
これで鍛接は終了。
続いて「株打ち」に入ります。
〜誤解されている方が多いので、あえて補足〜 テレビの映像等で見る鍛冶屋さんの多くは 材料から火花が出るまで熱しています。 確かに鋼と地金は綺麗に接合されるのはされるんですが・・・ 実際のところ、そこまで材料の温度を上げると 金属組織が荒くなってしまいます。 故に、そのようになった材料を焼入れしたところで 充分な切れ味を得る事は困難です。 そのうち高温で熱した鋼のサンプルを作り、 顕微鏡で見た組織の写真を公開させて頂きます。 |