【下り輪打ち(鍛鋼品)】








鑿を使用する際、玄能で叩く力が十分伝わるように

下り輪(「さがりわ」「かつら」とも言う)をおろす道具です。


※鑿を購入後、使用前に必ずこの作業を行って下さい。









刃の当たる部分に傷が入らないよう板を置き、

玄能で数回叩くと綺麗におります。


注意点:二分以下の鑿には使用しないで下さい。
(首の部分から折れる場合があります)
















↓参考までに・・・

















このようにバールを用いて叩く方が多いようですが、

この方法だと下り輪が曲がったりバールを壊したりします。

この写真を撮影する際に感じたんですが、上部が不安定なので
場合によっては鑿が跳ね飛んだり・・・非常に危険な方法です。


また、一旦下り輪を外して柄を削られる方がいらっしゃいますが、

この方法だと柄の寿命を縮める事になりますので、

当社としては「下り輪打ち」を使用する事をお薦めします。





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